① 御社の商品・サービスについて教えてください。

金属パイプ加工製品の開発および販売を行っております。
元々パイプ加工機の専門メーカーとしてスタートしましたが、お客様からの要望により部品加工部門が設立され、現在はそれが主力事業となっています。

自社製の機械を使用して、材料調達から切断、端末加工、曲げ加工、ろう付け、検査までの一貫した生産体制を確立しており、試作から量産まで、小ロットから大量生産まで柔軟に対応し、お客様のニーズに応えることができます。

主に自動車関連の製品が多く取り扱われていますが、当社は幅広い産業に対応しており、建設機械の油圧ホース先端金具の加工も行っています。高品質かつ効率的な金属パイプ加工製品の提供をお約束いたします。

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② 自社の商品やサービスに、どのような特徴があると考えてますか？

当社の特徴は以下の３つです。
1. 自動車の要となる重要な部品供給
自動車の3大機能である走る、曲がる、止まるといった要素に欠かせない部品であるパイプの加工を手掛けています。これらのパイプは自動車の動力伝達や制動系において、人命に関わる非常に重要な役割を果たしており、当社の製品はその信頼性と高品質が求められています。自動車の「血管」として位置づけられ、その安全性に特に注力しています。

2. 一貫した製造体制とスピーディなサービス提供
当社は小規模ながらも一貫した生産体制を構築しており、製品の生産から提供までを同一の場所で行っています。これにより、スピーディで確実な生産が可能であり、他社とは異なり製品の切り分けに伴う移動作業が不要です。お客様にとっては、効率的かつ迅速に最高品質の商品を提供できるメリットがあります。

3. 豊富なノウハウと技術力の結集
　創業時は松村機械製作所として、パイプ加工の機械を製造する企業としてスタートしました。 この経緯から、パイプ加工におけるノウハウや技術力は非常に豊富であり、他社にはない独自の競争力を有しています。お客様のニーズに合わせて最適なソリューションを提供するために、歴史と経験に裏打ちされた信頼性と高度な技術力が当社の強みです。

① 会社として大切にしていることはどのようなことですか？

大切にしている価値観は、はじめに「何でもまず自分たちでやってみる」という創業者から受け継がれてきた精神です。例えば、機械が故障した場合、すぐにメーカーに電話するのではなく、まずは自分たちで修理を試みることが求められます。このアプローチを通じて、何が問題だったのか、どうすれば良かったのかを理解し、より深い学びと成長が可能です。困難が立ちはだかっても、まずは自ら挑戦してみる姿勢が、私たちの組織文化の一翼を担っています。

また、「MATSUMURAは楽しくあれ」も非常に重要です。約19年前に経験した民事再生の悔しさから得た教訓を元に、社員が悲しい思いをせず、楽しく働ける環境を目指しています。勇往邁進の姿勢を持ちながらも、どんなに困難な状況でも楽しみながら前進し、笑顔を絶えず大切にしています。

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② 将来的にどのような会社にしていきたいか？

将来的には、今までのパイプの加工技術を大切にしながらも、技術力の向上に注力していくことが私たちの目標です。変化する市場や技術の進展に対応し、より高度な技術を追求していきます。また、新しい工場も建てる予定です。これにより、お客様に対してより高品質かつ先進的な製品やサービスを提供できるよう努めます。

また、当社の成長は社員全員が一丸となり、チームとして成功を掴むことによって築かれると信じています。各個人のスキルやアイデアを尊重し、協力し合いながら共に成長し、成功に向けて努力します。

そして、社内だけでなくお客様とのご縁も大切にしていきたいです。パイプが繋ぐご縁であると捉えており、これは新しい企業ロゴにも表れています。お客様との信頼関係を大切にし、コミュニケーションを重視していくことで、お互いに良い関係を築き、共に発展していくことを目指しています。

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③ 経営者として大切にしていることは？

はじめに、”楽しい”会社を築くことです。製造業は単純作業になりがちですが、従業員に自分たちが作り上げる製品の意味や影響を教え、ものづくりの楽しさを共有していきます。

次に、過去の製造・営業の現場社員時代に培った経験や知識を活かし、外部内部との連携を強化しご縁をさらに繋いでいきたいです。内部では、社員との双方向のコミュニケーションを重視し、誠実で本音で語り合える関係を築くことで、従業員がより満足度を感じ共に成長していくことを願っています。同様に、お客様とも真摯な対話を通じて信頼を築き、良好な関係を構築していきます。

① 人材育成について取り組んでいることはありますか？

当社は継続的かつ総合的な人材育成に積極的に取り組んでいます。
まず、社内の従業員がMATSUMURAについて理解を深めるためのセミナーを開催しています。企業の歴史や価値観、ビジョンなどを共有します。

また、全工程を経験してもらいます。これにより、従業員は製造プロセスの各段階での役割や関連する業務を理解し、自らの仕事が全体の流れにどのように結びついているかを実感することができます。資格取得についても、会社が負担し従業員が安心して取得できるようなバックアップを提供しています。

一方で、社外のコンサルタントを招いたり、社外の研修に参加することで新しいアイデアやノウハウを取り入れています。特に、新しい時代に適したトピックに焦点を当て、SNSの研修などにも参加しています。

このように、中と外を組み合わせたハイブリッドなアプローチを通じて、従業員がMATSUMURAの一員として成長し、変革に柔軟かつ効果的に対応できるような人材を育成しています。

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② 平均勤続年数・平均年齢

平均年齢は43歳です。
平均勤続年数は約20年～30年で、多くの社員が長く働いています。

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③ 社員にはどのようなことを求めてますか？

まず、挨拶です。挨拶は心と心を繋ぐ金の鎖であり、相手の体調や機微を感じる手段となります。しっかりとした挨拶が人間関係を円滑にし、チームワークを高めることができると考えています。

また、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢が求められます。挑戦を通じて成長し、新しいアイデアや解決策を見つけることができると考えます。同時に、誠実に行動することも求めています。誠実な行動は信頼を築く基盤であり、社員同士やお客様との信頼関係を構築する上で不可欠です。

最後までやり抜くことも大切な要素です。会社はチームであり、仲間を信じて協力し合い、共に成功を掴むことを目指しています。
今までも話してきましたが、ご縁を大切にし、楽しく仕事に取り組むことも非常に大事です。

これは全てMATSUMURAの行動指針に現れています。お互いに支え、高め合える方を募集しています！