株式会社キャリコ

グンキャリが生まれた日──見えない魅力を見つけた瞬間

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開発秘話
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投稿日: 2025.07.31

**群馬県が主催し、僕たちキャリコが企画運営を担当した「ぐんま就活バスツアー」**で、学生たちと県内の製造業の現場を訪れました。
 バスに揺られて到着した工場の中は、想像を超える精密な工程と、世界に誇れる製品が静かに形づくられていく場所。
 「こんなすごい技術が群馬にあったのか」と、胸が高鳴りました。

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すごいのに、なぜ伝わらないのか?


現場で働く社員さんの目は真剣で、製品への誇りも確かに感じられます。
 けれど、その誇りは外にはあまり届いていませんでした。
 学生に感想を聞くと「すごいと思うけど、最初は名前も知らなかった」という声ばかり。
 社員さんに話を聞いても「うちは普通ですよ」「昔からやってますから」と、技術や歴史をあまり誇らしげに語らないのです。

このとき痛感しました。
 「良い会社」なのに、“魅力を言語化できていない”──これが、若者の心に届かない一番の理由だと。



情報発信の壁


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多くの企業は、日々の生産や営業に追われ、広報や採用活動に割く時間がほとんどありません。

 会社紹介のパンフレットやWebサイトは数年前のまま、写真も文章も古いまま。
 企業説明会でも、「事業内容」や「沿革」のスライドはあるけれど、
 **“なぜこの会社が特別なのか”**という核心はうまく伝えきれていないことが多いのです。


それは決して意識や努力不足ではなく、魅力を客観的に整理し、言葉やビジュアルに変換する専門的なスキルが社内にないだけ。
結果として、学生や若手社会人が企業の存在に気づかないまま、東京や他県に流れていきます。



地方だからこそできる勝ち方がある


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僕は地方の採用市場をレッドオーシャンだとは思っていません。

 むしろ、若者が少ないからこそ、ブルーオーシャンです。
 東京のように数百社と競う必要はなく、数社との出会いで運命が決まることも珍しくない。
 だからこそ、“知ってもらう”ことが勝負の分かれ目になります。

もし最初の企業説明や求人記事で魅力を伝えきれれば、学生はもっと真剣にあなたの会社を考えてくれるはずです。
 逆にそこが弱ければ、どんなに良い条件や職場環境でも、選択肢にすら入らないのです。



グンキャリの役割


そんな課題意識から誕生したのがグンキャリです。
僕たちは求人を「載せる」だけではなく、企業の現場に入り込み、

  • 技術や製品のすごさ
  • 働く人の想い
  • 会社が地域や社会に果たしている役割

を掘り起こし、それを若者の言葉に翻訳して発信します。
文章・写真・動画・SNS──あらゆる手段を使って、企業のストーリーを見える化します。




光る企業を、もっと光らせる


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群馬には、全国に誇れる企業が本当に多い。

 でも「知られていない」というだけで、採用もブランド価値も伸び悩んでいる企業が多すぎます。
 僕たちは、その魅力を引き出し、磨き上げ、若者に届く形にして発信することで、
 地域に根ざした優良企業の未来を守りたいのです。



あの日のバスツアーから


ぐんま就活バスツアーで感じた衝撃──
 「すごいのに、伝わっていない」。
 そのもどかしさを原動力に、僕たちはグンキャリを立ち上げました。

もしあなたの会社にも、
 「もっと若者に知ってもらいたい」「伝えきれていない魅力がある」
 そう思う瞬間があるなら、ぜひ一度話を聞かせてください。
 僕たちは、その魅力を必ずカタチにして、未来の担い手へ届けます。

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