こんにちは。「グンキャリ」で群馬県内企業のインタビュー記事を担当している、高崎経済大学4年の松林瑞哉(まつばやし なおや)です。
出身は群馬県高崎市の下里見町という山と田んぼに囲まれた、いわば“ザ・群馬”な環境で育ちました。気づけば大学も地元の高崎経済大学に進学し、人生の99%くらいは群馬で過ごしています。もはや群馬に育ててもらったとも言えます。
でも実は、来年から県外の企業に就職する予定です。「裏切ったな!」と群馬県民に言われそうですが(大学の友だちには言われたのですが笑)、誤解しないでください!これは「地元を脱出したい」わけではなく、「一度外に出て、群馬の良さや課題をガチで肌で感じたい」と思ったからです。
大学生活の中で、群馬県内の企業や社会人と関わる機会が増えるにつれて、「え、群馬ってこんなにアツい人たちが働いているの!?」と、良い意味で驚かされることが多くありました。
一方で、そんな魅力的な企業が人手不足に悩みつつも、それを受け入れざるを得ないという現実にも直面しました。それがとてももったいなく感じられたのです。だからこそ、群馬県内の企業の熱さやおもしろさ、本気で取り組む姿勢に心を動かされました。
時間はかかっても、いつか必ず群馬に戻ってきたい。
就職活動を終えた今、その想いはむしろ強まっています。実際、群馬で働きたいと考える学生も、思っている以上にたくさんいると感じています。
“言葉”で地域に関わる。キャリコでの経験がくれた視点
そんな私が「キャリコ」でインターンを始めたのは、大学2年の冬。
きっかけは、ゼミとキャリコが共催していたイベントに参加したことでした。そこで出会ったのが、キャリコの社長――実は大学の先輩。まさかのゼミの先輩でもありました。「群馬の大学生と企業をつなげる仕事をしてる」と聞いて、「なんて面白そうなことをしてるんだ!」と好奇心を掻き立てられました!
「大学4年間は、とにかく挑戦したい!」と思っていた私は、後日社長に向かって「インターンしたいです!」と直談判。今思えばけっこう無茶ぶりだったのに、なぜか受け入れてもらえて、晴れてキャリコのインターン生になりました。
もともと大学1年のときから、群馬県内のボランティアなどに参加していたのですが、「もっと長期的に群馬に関わる方法はないか?」と模索していました。そのためキャリコの活動は、私の想いを実践できるフィールドでした。
就活イベントの企画・運営から、企業への取材や記事の作成まで、キャリコでは幅広い業務を経験しました。いずれも群馬県内の企業と深く関わる内容で、多くの経営者や社員の方々と直接お話しする機会にも恵まれました。
その中で強く感じたのが、「求人票だけでは絶対に伝わらない魅力が、こんなにもあるんだ!」ということ。現場で働く人の声や、会社の空気感、ちょっとした福利厚生に至るまで、リアルな情報こそが“働く理由”になるのだと実感しました。
たとえば、「うちは毎月お昼にキッチンカーを呼んでいます」なんて福利厚生、求人に書いてないじゃないですか(※実話です)。でも、それって働く理由になると思うんですよ。ちょっと興味が湧きませんか?私だけですか?
群馬で働く選択肢をもっと“リアルに”
そんな思いを抱えていたときに、「グンキャリ」という新しいプロジェクトが立ち上がると聞き、「やらせてください!!」と伝えました。そしてグンキャリのライターを担当させていただきます!
グンキャリでは、企業名や業種だけではなく、「誰が」「どんな想いで」働いているのかを深掘りして伝えています。
学生目線だからこそ聞けること。大学生だからこそ分かる不安や期待。そうした“もやもや”に寄り添う記事を心がけています。
外に出るからこそ、群馬の“今”を見つめる目に
これから私は県外で働く予定ですが、それは“逃げ”ではなく“下見”だと思っています。
外から群馬を見ることで、何が足りていないのか、何が誇れるのか。ちゃんと見極めて、言葉と行動で群馬に関わっていきたい。
いずれ戻ってくるときには、「ちょっと群馬、面白くなってきたね」と言われるような活動をしていたいんです。
そしていつか、自分が関わった企業や人が元気に働いている姿を見られたら、それはもう、言葉にはできないほど嬉しいと思います。
グンキャリの活動を通して、群馬で働くことがもっと「当たり前」になってほしいです!
グンキャリのライターとして言葉の力で群馬の魅力を伝えていきます!