株式会社キャリコ

なぜ、企業名を隠した合説を開催するのか。

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ココロオドル瞬間
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投稿日: 2026.02.02

なぜ「コトバとシゴト」というイベントを開催するのか

今年、私たちグンキャリが「言葉と仕事」というイベントを開催する理由は、とてもシンプルで、同時にずっと違和感を抱いてきた“ある当たり前”に対する問題提起でもあります。

それは、
就職活動や企業選びが「企業名」から始まりすぎているということです。


企業名で選ぶ就活は、本当に本人のためになっているのか

合同説明会に行くと、多くの学生がまず企業名やロゴを見てブースを回ります。
「聞いたことがある」「大きそう」「有名だから」
そうした理由で企業を選ぶこと自体が悪いわけではありません。

ただ一方で、その時点で

  • 本当は合っていたかもしれない企業
  • 自分の価値観や強みが活きる仕事
  • 成長できる環境

そういった可能性を、自分自身で無意識に切り捨ててしまっているケースが非常に多いと感じています。

これは学生だけの問題ではなく、社会全体がつくってきた構造でもあります。
 「良い会社=有名な会社」という空気の中で、選択肢が狭まっていく。
 その結果、「自分が何を大切にして働きたいのか」を考える前に、企業名で判断してしまう。

私たちは、そこに強い違和感を持ってきました。


だからこそ、企業名を“隠す”という選択をした

「コトバとシゴト」では、あえて企業名を伏せた状態でイベントを進めます。
会社名・業種名・規模といった情報は、最初からは出しません。

代わりに伝えるのは、

  • どんな想いで仕事をしているのか
  • どんな価値観を大切にしているのか
  • 日々どんな判断をして、どんな葛藤があるのか
  • 仕事を通じて、どんな人生を歩んでいるのか

つまり、「仕事をしている人の言葉」です。

企業名を隠すことで、学生は
 「知っているかどうか」ではなく、
 「自分がどう感じたか」「何に共感したか」で話を聞くことになります。

これは、合同説明会へのアンチテーゼでもありますが、
 それ以上に、「自分の感覚を信じて選ぶ」という体験をしてほしいという願いでもあります。


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「言葉」を起点に、仕事と出会うということ

このイベント名を「コトバとシゴト」にしたのも、意図があります。

仕事の本質は、職種や肩書きよりも前に、
 どんな言葉で語られているかに表れると考えているからです。

  • どんな言葉で仲間を語るのか
  • どんな言葉で失敗を語るのか
  • どんな言葉で未来を語るのか

その言葉の選び方に、その人やその企業の“らしさ”がにじみ出ると考えています。

学生には、
 「この会社、名前は知らないけど、この人の言葉は好きだな」
 「この考え方、自分に近いかもしれない」

そんな直感を大切にしてほしい。

そして同時に、
 自分自身も“どんな言葉で仕事を語りたいか”を考えるキッカケになってほしいと思っています。



1・2年生のうちから参加できる理由

このイベントは、就活直前の学生だけを対象にしていません。
 むしろ、大学1・2年生にこそ参加してほしいと考えています。

理由は明確で、
 就活が始まってからでは、どうしても
 「内定」「条件」「周囲との比較」が判断軸になってしまうからです。

まだ余白・考える余裕がある時期に、

  • 世の中にはどんな仕事があるのか
  • 働くことには、どんな選択肢があるのか
  • 自分は何に違和感を覚え、何にワクワクするのか

そういったことを、評価も正解もない状態で考える。
 それができるのが、1・2年生のタイミングだと考えています。

「早く決める」ためのイベントではなく、
 「考える軸を増やす」ためのイベント。 

それが「コトバとシゴト」です。



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偶然を、意味あるキャリアに変えるという考え方

このイベントの背景には、「プランド・ハプンスタンス・セオリー(Planned Happenstance Theory)」というキャリア理論の考え方もあります。

これは、 キャリアの多くは事前に完璧に計画されたものではなく、 偶然の出会いや予期せぬ出来事によって形づくられていく、 という考え方です。

重要なのは、「偶然を避けること」ではなく、 偶然が起きたときに、それを意味あるものとして活かせるかどうか。

・知らなかった仕事に触れる 
・想定していなかった価値観に出会う 
・名前ではなく、人や言葉に心が動く

こうした小さな偶然の積み重ねが、 後から振り返ったときに「自分らしいキャリア」につながっていく。

「コトバとシゴト」は、 その“良質な偶然”を意図的につくる場でもあります。



最後に:企業名を隠しているけれど、来ている企業はホンモノです

誤解のないようにお伝えすると、 企業名は伏せていますが、決して“正体不明の企業”が集まっているわけではありません。

実際には、 群馬県を代表するような、本当に良い企業、 人や仕事に誠実に向き合い続けてきた企業が、このイベントに参加してくれています。

ただ、その魅力を 「会社名」ではなく 「人の言葉」から知ってほしい。

それが、私たちグンキャリが「コトバとシゴト」を開催する理由です。

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